ヴァナ・ディール発アルザビ便り
*原作は読んでいません*
夏休みのアニメ映画ということもあって小学生〜中学生向けの作りなんでしょう。
ちょっと無理矢理の部分が多かった気がします。
やはり原作が文字のものを2時間に収めるってきついなぁ。
映像はかなり綺麗でしたよ。
エヴァンゲリオンを(CGに)進化させたらああなりそう(´∀`)b
『宮部みゆきのベストセラー小説をアニメ映画化した冒険ファンタジー。
不幸のどん底に突き落とされた少年ワタルが、
運命を変えるために飛び込んだ異世界での冒険を描く。』
らしいんですが(・ω・)
まず その異世界へ飛び込む動機。
父親が自分と母を見捨てて家を出てしまい母親は倒れて病院へ運ばれてしまう。
そんな運命は間違っている、変えたいんだ! ということなんですが
母親が運ばれてる最中に旅立っちゃうのってどうかなーっと一瞬違和感。
だって心配だったらついていたい、って思うんじゃないかな〜と。
病室で寝てる母親の姿を見て、ならまだしもあのタイミングで飛び出すものなのか?
だってもし目覚めて自分の息子がいなかったら・・・ねぇ(・ω・)
ミツルのほうは
「両親がいなくて 不治の病(もしくは目覚めない)妹を助けたい」
という願いかなーって 最初に出てきたシーンで思ったのだけどちょっと違った(*'-')
「妹を生き返らせたい。」・・・まあ予想大ハズレではないな(´∀`)
その為にだったらどんなことでもできる。
ミツルはそこまで思い詰めていたってことでしょう。
最期に自分が間違っていた、って言ってたけど
自分の正義(信念)を突き通したミツルと違って
ワタルは最初から「一般的にみて悪いこと」はできなそうだったし。
ワタルは最初の試練で「35点最低ランクの勇者」だったけど
ミツルはどうだったのかもちょと気になった(・ω・)
魔導師 勇者・・・ほかにも賢者とか踊り子とかいるんですか(*'-')?
「原作ではいろんな出来事があったんだろうなぁ」というのがちらほら見えました。
そういうのがもったいない。
子供向けにするなら全部をそれなりに
そうじゃないならしっかりと
という印象です(´-`)背伸びしなければいいのに。
あとミツルは間違ってる⇒ワタルは正しかった
の図式になってしまうんですが、、、
『運命を受け入れて 変えるんじゃなくて未来を切り開く』とは言ってるけど
そうじゃなくてワタルなんかちっとも不幸じゃなくて
他にももっと大変な人がいるってことは理解できてるか謎です。
そして現実世界に戻ってきたその後。
うーん(・ω・)
原作では ここがどうなってるんだろ・・・。
最後の方のシーンは詰め込んだ感じが否めませんが
(お子様に理解させるにはむつかしいんじゃないかなー女の子の意味とか)
あのひよこたちがキャラなんばー1です。
アレがいるだけで価値が上がりますね('∇')ひよこ万歳。
声優陣は違う意味で豪華なんでしょうね。
でも メインをタレントばっかりにやってもらいたくないです。
声とキャラがあっていようがなんだろうが
なんだかなー(@ω@)芸能人起用しないと観に来てくれない出来なのか!?
子供向けっぽい作りにしたのに 肝心の子供にはむつかしすぎる
そんな仕上がり。
でも 観て損とまではいかないかな。
映像はいいと思うし(*'-'*)
他にも突っ込みどころは満載ですがとりあえず本でも探してきます(*'-')
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